社会人になってから、私は多くの場面で叱られてきました。
特に印象的だったのは銀行員時代のことです。
130kgくらいある上司に呼びつけられ、小言を言われた後に分厚いファイルの角で
「お前みたいなやつがおるから!」
と言いながら頭を小突かれたことがありました。
今でもその痛みは記憶に残っていますが、それ以上に「自分みたいなやつがいるから」
何がどうなっているのかを教えてもらう勇気はありませんでした。
それ以外にもたくさん叱られてきたと思いますが、振り返ってみると、叱られずに成長するのは難しいと感じます。
ここで言いたいのは、叱ることが大声で恫喝することを意味するのではなく、間違っていることは間違っていると指摘してもらうことです。
叱られることは、自分の成長にとって重要なフィードバックです。
しかし、叱られた後の態度も大切です。
中には、ふて腐れたり、元気がなくなりすぎたりする人がいますが、これでは次回から上司や同僚が「あまり言わないでおこう」と思ってしまうことがあります。
これは、自己成長の機会を逃すことにもつながります。
叱られた時には、冷静に受け止め、改善のための行動を考えることが重要です。
叱られることは、自分の改善点を教えてもらえるチャンスでもあります。
逆に、全く叱られないということは、フィードバックを得られず、成長の機会を失う可能性があるということです。
叱られることは、自己成長のための貴重な機会です。
叱られたときには、それを前向きに受け止め、自分の成長のために活用しましょう。
叱られることを恐れず、それをチャンスとして捉えることが大切です。
≪今日の心がけ≫
どうせ叱られるなら、それを糧にしましょう