先日、あるテレビ番組(ぼーっと生きてたら叱られるやつ)を観ていたら、
植物にも感情があるというテーマが取り上げられていました。
以前、ポジティブな言葉を水に伝え続けることで粒子の形が変わるという話を聞いたことがありますが、
植物も傷つけると音を発するのだとか。
これはこれで驚きましたが、私は「数字にも喜怒哀楽がある」と感じています。
たしかに数字は一見無機質であり、財務やデータ分析の世界では「〇〇比率が何%になった」といったことがゴールになりがちです。
しかし、本当に大切なのは、その数字がどのようにしてその結果に至ったのかを見極めることです。
数字の裏には、必ずその結果をもたらした背景や原因があります。
例えば、売上が急増した場合、その背後にはどのような努力や戦略があったのかを探ることが必要です。
また、利益が減少した場合、その原因を細かく分析し、改善策を見つけることが求められます。
数字だけを見て一喜一憂するのではなく、その背後にある物語を理解することで、より深い洞察が得られるのです。
数字の喜びや悲しみを理解することで、私たちはより効果的な意思決定ができるようになります。
数字が良好であれば、その成功要因を再現し、さらなる成長を目指すことができます。
逆に、数字が悪化している場合、その問題点を早期に発見し、迅速に対応することが重要です。
このように、数字にも感情があり、その背後にあるストーリーを読み解くことが、経営において非常に重要です。
財務データや業績の数字に耳を傾け、目をこらして、その真の意味を見極めることで、企業全体の健全な成長を実現することができます。
≪今日の心がけ≫
自分の数字と会話をしましょう