2024年5月2日

517話 その給料はいつのもの?

たまに耳にするお給料への不満。

その多くは

『こんなに成果を上げているのに、この程度のお給料ではやってられない。』

『こんなに頑張ってこの給料は低すぎる。』

といったものです。

 

もちろん組織にはそれぞれのルールがあり、中には

『その還元率は低すぎるのでは・・・』

と思わざるを得ないものがあるのも事実。

ただ一つ、忘れてならないのは

【そのお給料は成果の後払いよりも、未来のあなたへの期待値である】

ということ。

『え?でもうちの会社のルールでは先月の売上に対する還元が成果給として支給されていますよ?』

という方もいらっしゃるかもしれません。

ただその理屈でいくと、どうしてもつじつまが合わなくなることもありまして。

それは初任給。

 

皆さんは入社1日目から成果を上げる事は出来ましたか?

2日目は?3日目は?

多くの方が1ヶ月目は成果を上げる事ができなかったのではないでしょうか?

それでも翌月にはお給料が支払われていましたよね?

2ヶ月目はどうでしょう?

3ヶ月目では?

仮に中途採用の方でも最初の数か月は成果らしい成果を上げられなかったのではないでしょうか?

それでもお給料は振り込まれていたわけですよね?

 

という事で、お給料はあなたの未来への投資であると考えるのが合理性が高そうですね。

もちろんいつかは逆転しているでしょうから、経営者側は『入社してから1年間の恩義を忘れたのか』で逃げ続けるわけにもいきません。

あくまで適性を相互で目指しましょう、という前提です。

 

≪今日の心がけ≫

自身の成果と対価を見極めましょう