2024年1月15日

438話 730時間の使い方

私は常々社内に伝えています。

1か月に与えられている時間は生まれたての子どもでも総理大臣でも730時間。

それをどの様に分割するかがその人の人生を決める、と。

 

Ⓐ労働時間

週40時間(小規模美容業などは44時間)ですから月に170時間(同じく190時間)。

残業は月平均30時間ですから、合計してだいたい200~230時間が一般的です。

過去には300時間を超える労働時間も普通に見かけましたが、今は200時間を目指すべきです。

通勤時間やなんだかんだで仕事に関わる時間が週に10時間あったとしても、240時間程度が仕事に割くべき時間と考えられます。

(目指すべきだというと一部の経営者から反論の声が上がりそうですが、ひとまず最後までお読みください)

 

Ⓑ睡眠時間

私もショートスリーパーで5時間あれば十分なのですが、科学が発達して適正なパフォーマンスを発揮する為に必要な睡眠時間は7~8時間のようですね。

そう考えると一か月で210~240時間が適正な睡眠時間。

ということは730時間からⒶⒷを控除したものが250時間程度になり、それが生活時間です。

つまり、睡眠・仕事・生活ってだいたい3分の1ずつが適正なんでしょうね。

私は仕事(というか人に喜んでもらうという意味での働くこと)が好きなので、このバランスが取れていない自覚がありますが

仮に『仕事なんかに振り回されたくない』と思っている人にこそ、ご理解いただきたいのですが『だからこそ生活時間の質を高めませんか?』という考えです。

もちろん趣味の時間は大切だし、休みの日にまで仕事に追われるのは嫌なことかもしれません。

 

だからこそ、だからこそ少しだけ生活時間をスキルアップに充てて、仕事時間に仕事に振り回された挙句、休みの日にまで仕事に追われる人生ではなく、仕事を追いかけるようになりませんか?

趣味の時間を充実したものにする為に、ほんの小さな積み上げで仕事のスキルを上げて、好循環を生みませんか?

という提案をしたいのです。

 

≪今日の心がけ≫

730時間に色を付けましょう