先日ある研修を受けていると、気になるテーマがありました。
会議に参加する段階で、決める事を決心してきた人とそうでない人がいて、土俵が異なる状態で話し合うのは意味がないといった内容です。
当社でも普段から多くの会議を行っていますが、もし会議に臨む姿勢がそれぞれ異なるとどうなるでしょう?
準備万端で参加した人にとっては『この時間は必要なのか?』となりますし、準備が整っていなかった人にとっては『事前情報がなさすぎて、ただただ時間が過ぎていった』となりかねません。
これでは双方にとって【時間=命】を捨てる様なものですよね。
さて、会議つながりで…
先日の会議で私の口癖が『ちゃんとしてくれたらそれで良いけど』であることに気づきました(というより教えてもらいました)。
伝えた相手には『ちゃんとしてほしい』という部分が強く印象に残ってしまうと思いますが、こちらの本意としては『することをしてくれたら、背景まで管理しない』『やり方は問わない』という意味で発しています。
私自身、全てが完璧ではないという前提があります。
若い頃なんて本当に毎晩飲み歩いていましたし、二日酔いで出社なんて月に一度や二度ではありませんでした。
そう考えると今の人たちは本当に真面目だし、自分とは正反対な生活を送ってる人も多いなと思います。
ただ自慢できるのは、翌日の業務に支障をきたすことは一度もなかった、ということ。
これは良い?先輩に『まっちゃん、夜遊びした翌日はいつも以上にちゃんとせなあかんで。仕事があるから遊べるんやで』と教えていただいた結果なのだと思います。
飲みに行く日はいつもより早く終わって高い成果を出す工夫をし、飲んだ日の翌朝は誰よりも早く出社する習慣をつけていました。
『どんなやり方をしてくれても良いよ。ちゃんとしてくれれば』という事を自分にも課してきたのだと思います。
『決める事を決心してきた人』と『そうではない人』…前者になるためにはどのようなことをすればそうなれるのか、今一度考えたいものです。