座右の書は?と聞かれたら、間違いなく佐藤一斎の言志四録を挙げます。
30代の頃に自分が分からなくなった時に出逢い、読み漁ったのを覚えています。
そこから20年経った今でも相変わらずの蛇行運転なので、やはり原点というか帰るべき場所が必要です。
佐藤一斎といえばこちらの三学戒。
少にして学べば、壮にして成すあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず。
要するに『学び続けよ。』ということでしょうね。
そんな佐藤一斎の生まれた街である岩村を訪れました。
街を歩けば至る所に一斎言葉が掲げられ、
坂を登れば一斎の胸像が。
きっと目の前に訪れることは、今の自分に必要なことなのだと思います。
最近少し周りが見えにくくなっているタイミングだと思うので、改めて言志四録を読み直そうかなと。