僕は昔から早とちりが多く、思い違いなんてしょっちゅうで、よくスタッフに迷惑をかけています。
自分はこうだと思っていたのが実は自分の勘違いだった。
気が付いたら謝らないといけないですよね。
ただ、人間は誰でもミスがありますから、ミスしたこと自体を責めても仕方ないと思っています。
例えば書類を作成してミスを指摘したとき。
『ここの算式がおかしくなってるから修正しておいてね。』
そんな時、こんな返事をもらうことがあります。(ちょっと誇張してますが)
『大変申し訳ございません。二度と同じ過ちを繰り返さないように致します。何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。』
いや、ミスをしているからそれを知らないままだと再発するから言ってるだけで、何も切腹しろとは・・・。
ここで考えていただきたいのは次の二点。
➀誰のための謝罪なのか?
相手は謝ってほしいのでしょうか?
少なくとも僕は謝ってほしいのではなく、再発したら“あなたが”困るだろうから、再発防止の提案をしているだけなんだというスタンスです。
➁自分に当てはめて考えたときに、あなたは謝罪を求めているのか?
自分自身が『ミスをされる側』に立った時、あなた自身は相手に切腹を迫るのでしょうか?
そうだとすればその考えは捨てた方が・・・。
ということは、あなたが求めていない謝罪をあなたはなぜあなたに求めるのでしょうか?
これら二つを繋ぎ合わせると、過度な謝罪は『自分の為』であることが分かります。
ミスをして『恥ずかしい。この場をやり過ごしたい。』が強いから、その場で立ち止まって振り返るのではなく、とにかく早く次に行ってしまいたい。
ということで、少なくともプレジャーサポートでは謝罪禁止というルールを制定したいと思います。