プレジャーサポートのスタッフは日報を毎日つけるようにしており、そこには通常の
スケジューリングと報連相の他に【事実と解釈、原因、対策、感謝】の欄があります。
入社したばかりのスタッフは『なぜこんなことを毎日書くのか?』といった疑問から始まり、
『毎日書いているのだからフィードバックしてほしいし、フィードバックがないなら書く意味が分からない。』
といった声も伝え漏れてきます。
日報の目的はもちろん上司の進捗管理の為でもありますが、タスクやスケジュール管理だけならば
日報以外にも方法はいくらでもあります。
ここで大切にしていることは
『どんな出来事に対して感度が高く、どの様にとらえているのかを上司が知ること』であり、
一番は『自分自身の心に刻み込む』ことだと思っています。
人間の記憶なんて本当に曖昧なもので、毎日の生活の中で自身の成長を覚えておくなんて不可能。
特に人間は動物としては弱いですから、ネガティブな情報を優先的に記憶に残しておくように
できています(そうでないと強い生物に食べられてしまいますから)。
たかだか100年の人生の中ではDNAを上乗りすることは不可能で、何らかの対策が必要です。
だからこそ毎日『今日の自分には何が起きたのか?何が成長と言えるのか?』を記録しておく必要があるわけです。
もちろん成長するために生きている人はいないでしょうから、とにかくまずは『事実を刻み込む』ことが重要。
僕自身も毎日を就寝前に振り返り、今日の自分と向き合うようにしています。
週末の朝は先週1週間を振り返り、来週1週間の計画を立てるようにしています。
これをする事で平日の混乱を最小限に抑える事ができています。
もちろん人によっては『休みの日まで仕事の事を考えるのは無理。』という方もおられると思います。
ただ僕は
➀週末じゃないと落ち着いて自分を俯瞰できない
➁平日の5日間を混乱し続けるくらいなら、休みの日の1時間を使った方がまし
という考え方です。
が、先週は平日の調子があまり良くなかったのか、ベッドで横になると同時にご就寝・・・。
という事で1週間を振り返っても何も記録が残っていない・・・。
事実は思い出せるが感情は思い出すことが困難です。
改めて、毎日の振り返りの大切さを知りました。