2020年9月28日

295話 あの頃が一番頑張れていた

以前読んだ本に、こう書いていた。

『歳を取るごとに本を読んでも頭に入ってこなくなるというが、これは脳の老化というより、向上心がなくなったり、“どこかで聞いた話”と思う慢心だ。』

本当にそう思う。

今、うちの会社には2人のインターン生がいて、先週土曜日は彼女たちとの会議だった。

彼女たちは本当に素直に大人である僕の話を聞き、実践してくれる。

その一つの原因は、社会に出る不安や恐怖と向き合っているからだと思う。

本能的に社会に出て生きていけるのか?という不安があるから、一番身近な他人であるインターンの受け入れ先の社長の話を聞く。

ところが社会に出るとそうはいかない。

(うちの社員さんたちがというわけではなく一般的に)社会に出ると、社長の言っていることを全て聞かなくても生きていけることを知る。

そしていつしか、一番自分にとって都合の良い部分だけを端折って実行しようとする。

インターン生たちも社会に出れば『学生の頃は頑張ってたよな。』と思う時が来るかもしれない。

社会に出れば、あんなに頑張ってた自分より、たいして頑張っていない(ように見える)大人たちとたくさん接し、

どうにか社会でやっていけそうな自分が1日ずつ積み上がり、いつしか頑張ろうと思っても頑張れない体質が出来上がる。

 

もちろん自分も同じことが当てはまる。

今まで僕は死んだことがない(死ぬかと思ったことはあるけど)。

だから、『昨日のままでも自分は死なない。』と思い込んでいる。

 

インターン生達と継続的に接点を持つことができるのは、ありがたいことだなと思う。

少なくとも自分の会社は『学生が一番頑張ってるよな。』という組織ではなく、『学生が社会に出てからも健全な危機感を持つことができるような組織』でありたいと思うし、

何より自分自身が向上心を持ち続けたいと思っている。

少なくともこのインターン生たちが社会に出たときに、『あの時が一番頑張れていた。』とだけは言わせないような社会にしたいと思う。

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