2019年10月29日

197話 目標達成=◯?

先日学生達との会議がありました☝️

この会議では学生達が1ヶ月間どんな活動をしてきたのかを振り返り、僕が今彼ら彼女らに期待していることや、今後の組織としての方向性などを伝える場です☝️

そんな中で感じたことは、『事実と解釈を混同しがち』ということ😱

例えば先月の活動を振り返る際、みんなには、

KGI=最終到達目標

KPI=KGI達成のための評価指標

KAI=KPI達成に向けた行動目標

を設定してもらっています✋

2、3か月もすれば目標設定はできるようになりますので、そろそろそれに基づく振り返りの時期です☝️

ですが、『目標の達成度合いとそれに対する解釈」を聞くと、多くの学生が『達成していなければ悪い』と解釈してしまいます😱

『僕は目標未達成だったので、解釈は“悪い”です。』

となってしまうわけです☝️

ところが、『なぜ目標達成しなければ、解釈は“悪い”なの?』と聞くと全員が目をキョトンとさせます😳

別に、目標達成しなくてもそこに何か兆しを感じたなら解釈は“良い”だろうし、達成してても納得いかないものなら解釈は“悪い”じゃないですか?

でも、画一的なテストのもとで教育を受けてきた彼らは、『できないこと=悪いこと』という洗脳を受けて育っています😭

確かに学校では『テストの点が低いのは悪いこと』であり、『友達との調和を見出すのは悪いこと』と言ってさえおけば、ある意味先生側は判断がぶれません☝️

しかし、社会においてはそれは真逆になることもある、というか大半がそうなのではないでしょうか?

学校と違って社会に出てからが長いわけですから、学校の中間テストや期末テストのように、短期的な成果を求めるより、『損して得とる』ではないですが、長期的には今日は利益はあるけど解釈はマイナスで、今日の損失が出たけど解釈はプラスで、となることはザラにあります☝️

その辺りを社会に出るときに知ってもらえれば…

とは思うものの、逆に彼らが社会に出たときに『目標達成=◯、未達成=❌』みたいな上司ばかりだと困りますが😅