自立した組織の定義の番外編と言いますか、自立の定義というより私が思う依存の定義を最後に付け加えておきます。
それは【過保護・過干渉によって思考停止を誘発している】ことです。
私自身の経営スタンスは非常に古いやり方ですから、囲い込みたがります。
プライベートで困っていることがあればすぐに相談に乗りますし、場合によっては深く介入して一緒に解決策を考えます。
もちろんそれがすべて悪いとは思っていないですし、場合によっては必要なことだと思います。
しかし、それが仮に我が子だったとしたら?
原理原則で言うと子どもより親の方が先に旅立ちます。
小さい頃から魚の骨を取ってあげて口まで運び続けた結果、自分の子どもが魚の骨を取る方法を知らないままに大人になったとしたら?
自分が旅立った翌日には、その子どもは生きていくことすら困難になってしまうかもしれません(魚の骨を取れなくて死んでしまうことはありませんが)。
子どもが親に感謝の言葉を伝えるのを喜んでいるのは、親のエゴでしかありません。
本当に子どもの自立や成長を願うのであれば、もしかすると一時的に親の事を悪く思ったとしても自分で生きていくすべを教えることの方が愛情なのでは?
ということをこの数年で痛感している次第です。
ですから、これはあくまで私の私見であって皆さんにそれを押し付けようとは思っていません。
そういう意味で、今回の内容は“番外編だけど町は最重要だと思っているんだな”と思っていただければ幸いです。
≪今日の心がけ≫
自身の自立度合いと向き合いましょう