先日、美容学生が美容室を訪問してインタビューを行うという企画を実施しました。
私はこれまで数多くの美容師さんと接点を持っていますが、その理由の一つは、
美容業界が働きがいについて考える(考えさせられる)機会が多い業種だからです。
大学生が企業経営者にインタビューするのも有意義ですが、美容学生が美容室に
インタビューする内容は、より具体的で興味深いと感じました。
例えば、「レッスンは営業時間内に行いますか?」「デビューまでどのくらいかかりますか?」
という質問は、美容師としての現実に直結しているからです。
こうした質問に対する回答に正解はありません(法律には気を付ける必要がありますが)。
各美容室がどのようにして美容師の成長と働きがいに向き合っているのか、その姿勢が浮き彫りになります。
ある美容室は、営業時間内にレッスンを取り入れ、スタッフの負担を軽減しながら成長を支援しています。
また別の美容室は、デビューまでの期間を短縮し、早期に実践経験を積ませることで、
スタッフの自信と働きがいを高めています。
このように、働きがいのある環境を提供するためには、経営者やマネージャーが社員一人一人の成長と向き合い、
どこまで考え抜いた対応をしているかが重要です。
美容学生のインタビューを通じて、改めて働きがいのある職場づくりの大切さを感じました。
≪今日の心がけ≫
社員が成長する環境とは何かを考えましょう。