2022年12月21日

388話 時間給と自己投資

もうすぐ月末ですね。会社によって違うと思いますが、月末にお給料日のところは多いでしょう。

昔は現金手渡しでしたが、今では銀行振り込みが当たり前の世の中になり、給料日当日に何かを思うことって少ないかと思います。

ちなみに法律上は現金手渡しが原則で、イレギュラーケースとして銀行振り込みが認められています。ビバ法制度改正の遅れ。

閑話休題。

給料って何かを考えると、

➀自分の努力への対価
➁お客様や会社からの評価
➂欲求を満たすための源泉

に分けられます。

一度、あなたの時間給を計算してみてください。その額を見たときにどんな感情が芽生えますか?

自分の仕事が誰か他の人でもできるかどうかが「➀自分の努力への対価」と「➁会社からの評価」ということになります。

これは必ずしも専門性が必要という意味ではありません。簡単な作業一つにも心を込めて対応することで「あなたに頼んでよかった」となります。

但し、会社からの評価はお客様からの評価(会社の粗利)に紐づきますから、経営者の方以外でも会社の業績には関心を持たないと「自分は頑張っているのに評価としては報われない」という現象が起こりかねません。

とは言え粗利益は自分たちの提供価値の対価なわけですから、結論【時間給を上げたければ付加価値を高めるしかない】わけですね。

では「➂欲求を満たすための源泉」はどうでしょう?

皆さん、どんな欲求を持っていますか?

欲しいものはありますか?

私は若い頃に「額面給与(手取りじゃないですよ)の10%を自己投資に回せ」と教えていただき、実践してきました。

自己投資は必ずしも研修や勉強というわけでもなく、人に会いに行くことや良いサービスを受ける事、セルフブランディングの為のファッションでも良いと思っています。

人間どうしても未来への自己投資よりも目先の嗜好品にお金を使いがち。

自己投資をして付加価値を高め、時間給を上げていけるかどうか…一度、お金の使い途に関心を持ってみてください。